いゆは今寝ました。
さっきまで学校に提出する反省文を、
書いていたのだそうです。
私は私で仕事をしなくちゃいけないのですが、
ネームを考えながらもつい、
いゆのことをぼんやり考えていました。
小さい頃のことも色々と思い出していました。
子育てをしていると、ほんとに、
色々な事が次々に起こるものだなあと思いました。
毎日が事件の連続です。
家族が増えるごとに
自分ひとりで暮らしていたときからは
考えられないくらい、次々に色々なことが
輻輳的に折り重なり合って起こってきます。
四人いれば四人分。
うれしいこと、かなしいこと、こまったこと、おもしろいこと。
予想もつかないことがどんどん起こり、
その度に一喜一憂、悲喜こもごもで、めまぐるしい日々です。
家族を持つということはこういうことだなあと思います。
子どものことで心を痛めたり、
子どもの不始末のお詫びに行ったり、
私のような者でも、こんなにも親らしい気持ちになるとは
正直思ってもみませんでした。
自分でもびっくりしています。
小さい時から私は人と深く関わることを避けていましたし、
家族ともよそよそしい関係でした。
仕事も基本、家で一人でやっているので、
ニートのひきこもりみたいな、誰にも会わず、
何事も起こらず、波風一つ立たない、きわめて単調で、
平穏で、ニュートラルな日々でした。
が、結婚して家族が出来てから、毎日が一変しました。
ぐいぐい私の世界を浸食し、ひっかきまわしてくる家族達に
翻弄され、くたくたに疲弊することは、楽しいことでもありました。
家族が毎日、新鮮な外の風を吹き込んでくれ、
未熟な私に色んな経験をさせてくれました。
心を揺さぶられるような、色んな感情も教えてもらいました。
今回、娘が弓矢で学校のガラスを割ってしまったことも
大きなショックでしたが、きちんと向かい合い、
一緒に悩んで、考えていこうと思いました。
いゆだけでなく、いおだって、これから先、
どんなことをしでかすかわかりません。
窓ガラスを割ったり、盗んだバイクで走り出したり、
誰かに怪我をさせてしまうかもしれない。
何度も一緒に頭を下げに行くことになるかもしれません。
頼りない私ですが、二人の子の親として、
しっかり気持ちを引き締めて行かなければと思いました。
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6 件のコメント:
いゆちゃんのことですから悪質な事件をひきおこしたのでは決して在りませんよ。でも、大変でしたね。まさに、家族とは一筋縄ではいかない、ものなのですね。自省すると自分も父母に随分とひどい育て方をされたもんだと思い、決して我が子にはあんな思いはさせまいと思ってます。先生はあたたかいかたなので、お子様たちは幸せだと思いますよ、ほんと。
私も、neukosuke様と全くの同意見です。
まったく面識がないところで
申し訳ないのですが、この方のコメントはまさに真理をついていらっしゃるものと思います。全ての文が真理であり真実であるものと感じられます。
先生のブログを読んでいて感じますのは、そこに大きな家族愛があるということです。
nekosuke様もそう書いていらっしゃいますが、このような環境にいられるお子様たちは、本当に幸せだと思います。
今回のことで先生はずいぶんとお心を痛めていらっしゃるようですが、若い人たちにはこういったことはつきものであり、こうやって失敗を繰り返してゆくことによって（経験を積んでゆくことによって）大人の人格が出来上がってゆくものなのです。こうした事は、皆が通り行く通過点だと思うのです。
いゆさんはこうした恵まれた家庭環境にありますので、その失敗から多くのことを学ばれるでしょう、そうした下地が出来ているのが先生のご家庭ですから。
失敗があっても、それを無駄にしない！そういった環境が出来上がっているものと私は思います。
先生だからお話できるのですが、私などはかつて本当に人間のクズのような存在でした。
盗んだバイクで走り出すじゃないですけど、学校のガラスどころか商店街のガラスを割ってまわったこともあります。
悪意をもった行動を当たり前のように行っていました。
今回のこと、私のような腐った根性において行われたことではなく、いゆさんのことはこれは若かりし時期にある「悪意なき事故」だと思います。これは誰もが経験する、人生の通過点ですよ。
いゆさんなら、この経験を必ずや今後の人生にいかしてくれます。これは間違いないものと私は確信しております。
それは何故か？
先生の、そして奥様の、さらにいおくんの愛があるからです！！
こんなことは、青春の儀式の如き通過点にすいぎません。
私は逆に、心を大きく痛められてらっしゃる先生が心配です。。
今回のことで先生が大きく傷つかれるのはわかりますが、そのことによっていゆさんが更に深く傷つくということも
どうか思い出されてくださいませ。。
（ムチャクチャな注文をつけてしまってもうしわけありません）
いつの日か
こんなに先生に心配をかけてしまったことを
いゆさんはわかってくれる日は
必ずきます。
「あぁ、わたしはこんなにも父親に心配をかけてしまったのか
そして、こんなにも愛されていたのか」
これだけは
まず間違いない
絶対の真理だと
私は確信しております。
笑って話せる日は
必ず来るものと思います・・・
そういった基盤が
先生の暖かい家庭には
確実に存在するのですから。
それが
先生が今まで作ってこられたものなのです。
ご自分で作ってこられたことだから
きっと信じられるものと思います。
先生の作ってこられた
先生の愛情の積み重ねのうえに
存在する
今のこの暖かいご家庭。
それこそが
現実にある、今そこにある絶対の真実であり
くつがえすことの出来ない
真実なのです。
なんだか生意気な書き込みをしてしまって
申し訳ございません。
もしもご気分を害されたならば
深く謝罪いたします。。
わたくしは
人を害し
人を憎んできました
いゆさんは違います。
実に正直で
実に清らかな人格の持ち主です。
たかし先生、励ましのコメントたくさんで、ちょっと元気がでましたか。
悩み多き思春期の子も、その親もまた、
悩み多き家族のお年頃、ですね。
大変なことも苦しいこともすべて、
生きているからこその出来事。
悲しみすらもうけとめて、すべて生きる歓び、と思いたい。
と、つねづね、自らに言い含めるワタクシです。
うーん、それにしても、グレるいおくん、
想像つかず、
かえっておかしみを感じてしまいました。
いゆさんは，自分のやったことの意味わかっていると思います。今，自分の中で何かもやもやしているものがあるのかもしれませんね。先生，佳代さん！いゆさんへはあなたを見守っている人が何人もいるよということを伝えてあげてください。いろんな壁にぶちあたっているいゆさんへ私はアンジェラ・アキの「手紙」の歌を贈りたいです。いゆさんが自分のことをとことん考えて悩んでほしいです。何も考えないで行動する中学生をたくさん見かける度に「もっと悩んで！もっともっと考えて！」と思ってしまいます。
これまで，コメントうまく送信することができなかったのですが，今回できればいいのですが。
興味深い歴史。
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