まず、いゆを駅に送って行って(夏季特別講座と部活)
次に、いおを幼稚園に送って行って(夏休み預かり保育)
その後、チェさんのアパートに寄って、チェさんを拾って、
佳代ちゃんのバイト先の学校に送って行った。
この夏、保育士試験を受ける学生のための勉強会に、
チェさんもついていくことになったらしい。
その車の中で、チェさんが、私に、
「マンガ家ですか。飯、食えますか?」
といきなり聞いてきて、思わず大爆笑。エンストしかけた。
初対面で、いきなり痛いところを突く留学生チェさん。
「だって、私の知り合いにもマンガ家いるですが、飯、食えないよ」
佳代ちゃんは、さっそく、中西さんに頼まれた通り、
「マンガ家のお仕事は、専業でされているのですか?」
「私の知り合いにもマンガ家がいますが、それだけで生計は
立てられないので、他の仕事もしています。」
と正解を、ノートパッドに書いて渡して、読んであげていた。
佳代ちゃんは前にも、スリランカの人やアフリカの人に
色々教えてあげてたりしたけど、今度のチェさんは面白い人だ。
おとといも、中西さんちに呼ばれて行った佳代ちゃんに、最初に、
「会えて、うれしいです。私、太った人、好きですから。」
と言ったのだそうだ。あはは。
佳代ちゃん達を送って行った帰り道、
チェさんの「飯、食えますか?」を、ひとり、思い出し笑い。
私は・・・・・食えたり、食えなかったり、だったかな。
でも、漫画家になってからは、まだ一度も他の仕事をしていません。
「食えないとき」は、なるべくじっとして、
お金を使わないように、過ごしていました。
冬のカメみたいに。
明るいチェさん、しばらく毎日来るらしいョ。
3 件のコメント:
チェさんのまっすぐぶりよりも、ていねいに文章指導するかよさんがおかしくてたまりません。
となりに当事者の夫がいるというのに、そちらはどうでもよい、真面目な指導のかんじが、すてき。
今の日本では、飢え死にしたという話はあまり聞かないので、
食えるか、食えないかは、心配ですが、
なんとかなりそうな気もします、
いかがなものでしょうか。
じっとしている、良い言葉です。
ご夫妻の周りには、なんて愉快な方が集まって来るんでしょう(笑)
きっと楽しいことを呼び寄せるオーラがご夫妻から、出ていらっしゃるのでしょうね♪
日本は狭い島国。敵を作らないために、敢えて婉曲的な物の言い方をするようになったんでしょうねぇ。
チェさんの大陸的なストレートさは、とても好感が持てますね(*^_^*)
ずっとこの先、村上家が安心して、ごはんを食べられますようにっ☆☆☆
bukyoさん&ちょこさん
チェさんはほんとに楽しくて
とてもユニークな方です。
『星守る犬』も読んで下さったらしく
なかなか愉快な感想を聞かせてくれました。
「泣くと聞いていたけれど
どこで泣いたらいいのか
全然わかりませんでした。」
「でも二回目読んだ時、
ぐっとくる場面がありました。
奥さんが離婚して下さいと
言うところです。
旦那さんは病気で、仕事しないし、
今まで相談しても、好きにしろだった。
旦那さんはジゴウジトクです。
奥さんの気持ちがすごくわかります。」
と言ってはりました。
とても勉強になりました。
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