母の日のプレゼント、佳代ちゃんは、いおに、
幼稚園で作った青竹の小物入れをもらっていた。
「お母さん、目をつぶってて」
と目を閉じさせて、うれしそうににやにやしながら
そーっとお母さんの手の上に置いてあげていた。
「お母さん、いつもありがとう!大好き!」
愛らしく、微笑ましい母子の風景であった。
一方、いゆからのプレゼントは・・・
メッセージの書かれた小さな紙切れ一枚のみ・・・。
なんじゃ!そら!
普段世話になりっぱなしのくせにメモ一枚とはどういうことだ。
しかも、このメモ用紙は、先日いゆが北朝鮮ミサイルの詳細を
克明に記していた謎のメモと同じ紙はないか。気持ちの悪い。
さらに、文面をよく読むと、
「35歳くらいになったら自立するかもしれないので、
それまでは面倒見て下さい」
と書いてあるではないか。
嫌なこった。
北朝鮮のミサイル情報を壁に貼り、
漫才コンビ千鳥のTシャツを着た不気味な娘が
35歳まで自立せず、今後22年間も我が家に寄生するのかと思うと
ぞっとするぞ。
と、佳代ちゃんに代わって私がいゆに文句をいうと、
いゆは、悪びれるでもなく、
「お母さんがプレゼントはいらん、気持ちだけで十分やって言うたもん!」
「いつまでも親に迷惑をかけることが、ある意味、親孝行なんやで」
と開き直る始末。まったく!
4 件のコメント:
うひひ、お父上の苦悩はさておき、娘いゆちゃん、
ますますイイ感じに育っていますね。
ほんとうに将来が楽しみな娘さんです。
自立にむけて、ぜひ手に職をつけていただきたい。
ミサイル記録と母の日お手紙、おんなじ用紙、
どっちもおんなじ大切さだったのかも...。
お久しぶりです。
いまのところ此花区住民の隠れKです。
お嬢さん(確か香取慎吾くんのファンだったはず…)、
35歳で自立されるなら立派なものです。
私なんて35歳過ぎても自立出来てませんでした(^^;)
…が、この度、希望していないのに何の因果か
遠隔地への異動を言い渡され、親元を離れ、
此花区を離れ、自立せざるを得なくなりました。
此花区LOVEな私はブルーな日々を送っているのですが、
なぜか父まで情緒不安定で難儀しています。
村上さん(同郷のよしみであえて「さん」付けでご勘弁)も
お子さん方が独立されるときには涙されたりして…
bukyoさま
いゆ・・・。
何か全体的に「とほほ」な娘です。
残念な仕上がりです。
でもやはり私も人の親。
こんな娘でも、将来、
何事もなく無事に
平和に
毎日楽しく暮らしてほしい。
と密かに願っています。
隠れKさま
何ですと!
此花区を離れられるのですか?
うそーん!
わたし的には、「此花区の未来」はすべて隠れKさんにお任せしていたのに!
残念です。
広島に住む私ですが、此花区のことは一日たりとも忘れたことはありません。
初夏になるにつれ、海風と川の匂いのまじった独特の「此花」の香りがしますよね。
懐かしいです。
隠れKさん、旅立ちの日には是非メッセージを送らせて下さい。
初めての転勤・・・・。
お父様のお気持ちすごくわかります。
私も絶対へこみます。
隠れK様同様、いゆも香取慎吾ファン。
かとりっくです。
写真の左上にちらっと映っているように、
SMAPカレンダーの香取慎吾のページのみが年中貼られています。
下敷きにも密かに写真を入れたりして。
ティーンエイジャーらしい行動で
とてもほっとしています。
子どもの頃は何故か「七福神」が好きで、
大黒様とか福禄寿とかの絵を集めていて、
何て不気味な子どもなんだと
頭を痛めていました。
だから香取慎吾ファンになってくれて本当によかったです。
最近は「しんつよ」のことがいろいろ心配みたいですけど。
コメントを投稿