まず、いお。
一日ひとつずつ、字を習ってきます。
毎日すごくうれしそうです。
「学校が好き」「おもしろい」といいます。
GW中も、毎日毎日、
明日こそ学校はあるのか?
本当にボクはこんなに休んでてもよいのか?
ほんとにまだ学校は始まらないのか?
と親に尋ね続けた7連休でした。
ゴールデンウイーク。
我が家は、旅行などの大型レジャーもなくのんびり。
近場で自転車に乗ったり、ザリガニを釣ったり、
ありあわせのもので工作したりしていました。
連休中、お姉ちゃんと、お姉ちゃんの友達3人と、いおとで
『アリス・イン・ワンダーランド』を見に行っていました。
(東広島はめちゃ田舎ですが、立派なシネコンがあるのです。)
最近、お姉様方に映画に連れて行ってもらうことの多いいおです。
大人料金は高いけど、小中学生は1000円だから助かります。
いおによると、いゆ以外のお姉さん達は皆、優しいらしいです。
そうそう、4月23日にいおの小学校の参観日がありました。
佳代ちゃんは仕事で参観できないので、私が出席しました。
参観に来れなかった妻のためにと、ビデオ撮影したのですが、
ほかにカメラを持っておられる保護者の方もおられず、
そもそも、お父さんが来てはるおうちがほんとに少なくて、
(クラス29人中、お父さんは私とあともうお一人だけ)
少し躊躇しましたが、勇気を出して頑張りました。
参観したのは「こくご」の授業。
『り』という字を習っていました。
先生が「『り』のつく言葉を挙げてみて下さい」とおっしゃり、
子ども達が次々手を挙げて「りんご」「りす」等と答えていました。
もう殆ど出尽くしたかな?という頃に、
何故か、いおがうっかり手を挙げ、
しかも、先生に当てられてしまい・・・・
いおは、ふらふらと力なく立ち上がって、
「・・・りっとう・・・・」
と小さな声で答えていました。
これは明らかに 出たとこ勝負のデタラメです。
しかし、先生は、
「立冬!すごいね!いおくんは、難しい言葉を知っているね!」
と拍手をして褒めてくださいました。
・・・・・・。
違うんです、先生。
あ・・・あれは、あの技は・・・・。
しりとりで詰まったら、いつも適当な言葉を発音するという
いおが独自に編み出した苦肉のデタラメ作戦なのです。
しりとりに窮したらいつも繰り出す技。
いお 「そ、そ・・・そーそー?」
いゆ 「早々?送葬?涙そうそう?」
とか
いお 「さ、さ、さ・・・・さんどー?」
いゆ 「三度?サンド?賛同?参堂?産道?」
とか。
とりあえず適当な音を発したら、まわりが勝手に解釈してくれる。
偶然思いつきで言ってしまったいい加減な言葉でも、
辞書を見たら意外とちゃんと存在していることが多い。
日本語って割となんでもアリなんだ。
という、自らの経験に基づいた、誠に浅はかな知恵なのです。
いお曰く、
「大体、『かいかい』とか『こうこう』とか『とうとう』みたいにー
おなじ言葉を二回繰り返してみたりー、
おしりにー、『とう』とか『かい』とか何かの言葉を適当に
くっつけたらー、何とかなることが多い」
のだそうで、しりとりで詰まって困ると
いつもこういういい加減なことをして
その場をやり過ごしているのでした。
もちろん、いおは「立冬」という難しい言葉は知りません。
単にそういう感じの言葉がありそう。
あるかも。
あるんちゃう?
あるやろ?と思い、
一か八かで言ってみただけなんです。
先生に目で救いを求めつつ。
いお・・・・・。
いお、そのしりとりデタラメ作戦、
学校の授業ではやめなさい(笑)。
ちゃんと自分が知ってる言葉を発表しなさい!
あと、頭が真っ白なのに、皆につられて手を挙げない(笑)。
いおのアホが色々と可笑しくて、カメラがプルプル震えました。
3 件のコメント:
うちもありました。参観で「う」の付くものを言う授業でした。
うなぎ、うさぎ、うどん・・・で尽くした後で当てたれた息子は教室を見渡し、掲示板にあった給食係の表をみて「ぎゅうにゅう」といいました。
「う」が二つ有るねと褒めてくれましたが、ああいうのって頭につく単語をいうのに。
そんな息子も今年高校一年になれました。
いお君の成長、楽しみにしています。
授業参観にいけるなんて、たかし先生は、
とってもしあわせですね。
いおくん、ゆかいです。
「立冬」・・・一種の才能ですよ(b^ー’)。
やっぱり親のために何か見せたかったのでしょうね。
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