こちらは竹書房の告知ページです。
ジェニアロイドの小林満さん に装丁&デザインをして頂きました。

(小林さんいつも素晴らしい装丁をありがとうございます。)
税込780円。
カツ丼くらいの値段してすみません。
どうか皆様よろしくおねがいいたします。
漫画家の村上たかしです。 日々のつましい暮らしぶりや お仕事情報、家族のニュースなどをお伝えします。
連休中、お姉ちゃんと、お姉ちゃんの友達3人と、いおとで
『アリス・イン・ワンダーランド』を見に行っていました。
(東広島はめちゃ田舎ですが、立派なシネコンがあるのです。)
最近、お姉様方に映画に連れて行ってもらうことの多いいおです。
大人料金は高いけど、小中学生は1000円だから助かります。
いおによると、いゆ以外のお姉さん達は皆、優しいらしいです。
そうそう、4月23日にいおの小学校の参観日がありました。
佳代ちゃんは仕事で参観できないので、私が出席しました。
参観に来れなかった妻のためにと、ビデオ撮影したのですが、
ほかにカメラを持っておられる保護者の方もおられず、
そもそも、お父さんが来てはるおうちがほんとに少なくて、
(クラス29人中、お父さんは私とあともうお一人だけ)
少し躊躇しましたが、勇気を出して頑張りました。
参観したのは「こくご」の授業。
『り』という字を習っていました。
先生が「『り』のつく言葉を挙げてみて下さい」とおっしゃり、
子ども達が次々手を挙げて「りんご」「りす」等と答えていました。
もう殆ど出尽くしたかな?という頃に、
何故か、いおがうっかり手を挙げ、
しかも、先生に当てられてしまい・・・・
いおは、ふらふらと力なく立ち上がって、
「・・・りっとう・・・・」
と小さな声で答えていました。
これは明らかに 出たとこ勝負のデタラメです。
しかし、先生は、
「立冬!すごいね!いおくんは、難しい言葉を知っているね!」
と拍手をして褒めてくださいました。
・・・・・・。
違うんです、先生。
あ・・・あれは、あの技は・・・・。
しりとりで詰まったら、いつも適当な言葉を発音するという
いおが独自に編み出した苦肉のデタラメ作戦なのです。
しりとりに窮したらいつも繰り出す技。
いお 「そ、そ・・・そーそー?」
いゆ 「早々?送葬?涙そうそう?」
とか
いお 「さ、さ、さ・・・・さんどー?」
いゆ 「三度?サンド?賛同?参堂?産道?」
とか。
とりあえず適当な音を発したら、まわりが勝手に解釈してくれる。
偶然思いつきで言ってしまったいい加減な言葉でも、
辞書を見たら意外とちゃんと存在していることが多い。
日本語って割となんでもアリなんだ。
という、自らの経験に基づいた、誠に浅はかな知恵なのです。
いお曰く、
「大体、『かいかい』とか『こうこう』とか『とうとう』みたいにー
おなじ言葉を二回繰り返してみたりー、
おしりにー、『とう』とか『かい』とか何かの言葉を適当に
くっつけたらー、何とかなることが多い」
のだそうで、しりとりで詰まって困ると
いつもこういういい加減なことをして
その場をやり過ごしているのでした。
もちろん、いおは「立冬」という難しい言葉は知りません。
単にそういう感じの言葉がありそう。
あるかも。
あるんちゃう?
あるやろ?と思い、
一か八かで言ってみただけなんです。
先生に目で救いを求めつつ。
いお・・・・・。
いお、そのしりとりデタラメ作戦、
学校の授業ではやめなさい(笑)。
ちゃんと自分が知ってる言葉を発表しなさい!
あと、頭が真っ白なのに、皆につられて手を挙げない(笑)。
いおのアホが色々と可笑しくて、カメラがプルプル震えました。
ほんとのほんとに『ぱふ』で特集していただきました。
光栄です。
ありがとうございました。
インタビュー。
漫画家生活における大きな出来事ベスト3を
聞かれたので、
★クイズダービーに出演し浦沢直樹先生と対戦。
★二ノ宮知子先生の家で嫁がおねしょをする。
★関西のローカル番組で関ジャニに漫画を教える。
の三つをうっかり答えてしまっていましたが、
よくよく考えたら、あれは自分の漫画に関係することを
答えるべきだったと、あとになって気づきました。
新人賞で受賞してデビューさせてもらったとか、
アニメ化してもらったとか、賞をもらったとか、
そういうのを言わなきゃいけなかったのに、
嫁のおねしょとか、ほんと、バカなことを答えて
しまいました。
反省しています。