最初は、楽しそうに談笑しているなあと思っていたら
途中から受話器に向かって佳代ちゃんが数秒ごとに
「殺すぞ」「しばくぞ」
と物騒な応答をしているので、どうしたのかと聞いてみると
以下、マルヤマの会話
「いっや~、佳代ちゃんには大阪時代、ほんまに
世話になりましたわ~」
「何べん飯ご馳走になったか。大晦日から遊びに行って正月
三が日ずっと帰らんかった こともありましたなあ~。
三度三度、ご飯つくるから、帰るタイミング見つけられずに。
え? あれ、全部『そろそろ帰れ』って意味やったんですか?
『ごめん、マルくん、うち、もうすぐ晩ご飯やねん』
言わはるから、
ああ、いいですよ。食べても。
お腹あんまりすいてないですけど、
まあ、食べようと思ったら、食べられますよ、言うて。」
「体の関係もないのにこんなに手料理食べさしてもうて、
申し訳ないです。」
「オカンの次に沢山作ってもうてますわ。
いや、大人になってからは、オカンより佳代ちゃんの方が
確実に回数が多いですわ。
佳代ちゃんの股間から出てきてへんのにすんません。
申し訳ないんで、今からでも一旦入って出てきますわ。
あきませんか。そうですか.
ほな、もう、養子になりますわ。明日、役所に行きますわ。」
「え~、何ですのん、お礼言うてますのに
何でキレるんですか?」
以下、さらにひどい、あほ発言ばっかりなので割愛しますが
相変わらず脳の具合も絶好調のようでした。
「もう!たかしさんに代わるからね!」とキレた佳代ちゃんに
受話器を渡されたので私も久しぶりに会話しました。
しかし、数十秒後私も、マルヤマに
「しばくぞ」を連発することに。
マル「アレ、何やったか、そうそう『星の守り犬』えらい評判ですやん」
私 「『星守る犬』や!短い名前や、覚えてくれ!」
マル「ボクもいっぺん読んだろ思て、amazonのページいくんですけど」
私 「まだ読んでくれてへんかったんかい!読んでくれ。さっきさんざん
世話になってる言うてたやんか。800円や。」
マル「ちゃいますやん、せやから、いっぺん読んだらなアカン思いまして、
何べんもamazonに行ってますやん。」
私 「そんなら何で買わへんねん!」
マル 「それがですねえ。amazonちゅのは、ボクの今までの履歴から、
ボクのエロの好みを知り尽くしてるんですわ。こわいですわ。
で、さらに、このamazonちゅのは、また、えげつなくて、
ストライクのラインナップばっかりをしつこく毎回毎回
おすすめしてくるんですわ。
たちの悪いショッピングサイトですわ。誘惑ですわ。
それに毎回お金を使ってしまいまして。 結局買えずじまいで」
私 「・・・・・」
で、冒頭の「しばくぞ」連発になってしまいました。
さすが昔、茶道を習いに行って、
声を荒げたこともない温厚で優しい先生が、
30分後にひしゃくで殴りかかってきただけのことはある、
ゆかいなマルくんでした。
3 件のコメント:
聞いてて面白い話しって
当事者はたまらない事多いですよね
お察しいたします(笑)
有る意味、天才的なマルさんですな(笑)。
いくら下品な僕でもこんなトーク思いつきませんわ(;^_^A。
たかし先生ご夫妻には、とても愉快でタイヘンなおともだちがいらして、
日々のスパイスには事欠きませんね。
うらやましいですねえ。
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