2011年2月3日木曜日
いゆ、弁論大会で健闘
先日、いゆの学校の弁論大会があるというので 仕事をちょこっと抜け出して、応援に行ってきました。 ちょうど会場に入ったとき、いゆの前の生徒さんが、 「自分の夢は誰にも邪魔されたくない。自分の人生だから どんなに家族が反対していても、漫画家を目指します!」 というテーマで訴えてはって、 「でも漫画家はとても不安定な仕事です。人気がなくなれば すぐに打ち切りです!サラリーマンで言えばクビです!! リストラです!!生活の保証はどこにもありません!!」 と語気を荒げて熱弁をふるっておられ、ドキーンとしました。 ・・・心臓に悪いです・・・。 さて、続いて、いゆの出番。 熱く訴える感じの他の生徒さんに比べると、 印象が薄いというか、 飄々と淡々として見えました。 だけど、終始にこやかに、とても落ち着いた語り口で、 しっかりと笑いもとれていて、何かちょっと感心しました。 でも、主張の内容は、 『学ぶことの意味』という、 「時々、勉強する意味がわからなくなることがある。」 といった、屁~みたいなテーマ。 おいっ! 他に何かテーマなかったんかいっ! みんな地球環境とか世界平和とか無縁社会とか国際協力とか、 ちゃんとした賢いこと、言うてはるやないか! おい! ・・・と親としては思いましたが、 その等身大で自然体なテーマがよかったのか、 何と何と、最優秀賞をいただいたのだそうです。 (ええ~っ!?) しかし、あんなにシャイで人見知りで無口だった、あのいゆが、 こんなに大勢の人の前で、落ち着いて、にこやかに 自分の考えを話すことが 出来るようになるなんて。 正直、僕は今でも信じられません。 本当に信じられません。 子どもって変化するのですね。 学校教育ってすごいなあと思いました。 いゆは、もうすぐ9年間の義務教育を終えますが、 日本の公教育のおかげで、色んなことを習ったと思います。 字の全く読めなかったいおも、わずか一年で仮名や漢字を 何とか書けるようにしてもらいました。奇跡です。 小学一年生のいおと、中学三年生のいゆ。 欠点や出来ないことを挙げればキリがないですが、 でも、出来るようになったことの一つ一つに感動します。 学校があり、教育を受けられる国に住めていることに 改めてシンプルに感謝をする父なのでした。
1 件のコメント:
そうかそうか。そうなんだよねって気分でいっぱいです。よかったなあ。
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